特急サンダーバードダイヤ【2023年3月18日改正】

683系V32特急サンダーバード18号

1．概要

特急サンダーバードは2023年3月18日ダイヤ改正現在、大阪～金沢間に1日25往復が運転されている。1往復が和倉温泉まで足を延ばす。

全列車が683系を使用し、9両編成を中心に、最大12両編成で運転される。JR西日本ではコロナ禍により、全車指定席となる列車が増えているが、サンダーバードは自由席を連結している。金沢では富山方面へ北陸新幹線つるぎと連絡している。
2024年3月16日に予定されているダイヤ改正で北陸新幹線金沢〜敦賀間が開業する。これに伴いサンダーバードは金沢発着から敦賀発着に変更される。

2．ダイヤ

下り大阪発は6時台から20時台まで運転されている。6時台、11時台、13時台、14時台、16時台は1本、その他の時間帯は毎時2本が運転されている。上り金沢発は5時台から20時台まで運転されている。5時台、6時台、7時台、10時台、11時台、12時台、18時台、19時台、20時台は1本が運転。その他の時間帯は毎時2本運転されている。なお、16時台のみ3本が運転されている。

最高速度は130km/hで、最速の下り37号は大阪～金沢間を2時間31分で結んでいる。表定速度は106.3km/hとなっており、在来線最速の数字になっている。
下り列車は表定速度が100km/hを超える列車が多いが、上りは敦賀〜新疋田間で衣掛ループ線を走ることもあり、下りよりも所要時間が長くなっている。

3．車両・編成

681系、683系0番台、683系4000番台を使用する。9両編成を基本に、多客期には12両編成で運転される。
9両編成中、グリーン車は1両で、指定席が6両、自由席が2両となっている。車内に喫煙スペースはなく全面的に禁煙となっている。
基本の9両編成はリニューアル化された車両になっている。増結車の中には非リニューアル車も含まれている。

4．将来

北陸新幹線金沢〜敦賀間の延伸が2023年度末に開業する予定である。これが開業するとサンダーバードは敦賀止まりとなり、福井、金沢方面へは新幹線乗り換えとなる。当初フリーゲージトレインによる直通運転が考えられていたが、技術的にクリアできないところが多く採用は見送られた。西九州新幹線と同じくリレー方式で関西圏と北陸を結ぶことになる。北陸新幹線の大阪までの延伸にはまだまだ時間がかかるため、暫くの間は関西から北陸へは敦賀乗り換えが続くだろう。